今日本でも注目されているSTEAM教育。元々アメリカで生まれたこの教育方法ですが、STEAMといっても詳しくは知らないなぁといった親御さんもいるかもしれません。
そこでこの記事では簡単にSTEAMとは何か？
また、STEAM教育にピッタリなSTEAM教具2選をご紹介します。是非この機会にお家でもSTEAM教育を始めてみてはいかがでしょうか。
STEAMとは？
STEAMとはそもそも何なのか？
STEAMは、次の5つの英単語の頭文字を組み合わせた造語のことです。
それぞれのアルファベットには以下の意味合いが含まれています。
「S」は、Science（科学）
「T」は、Technology（技術）
「E」は、Engineering（工学）
「A」は、Art（芸術・リベラルアーツ）
「M」は、Mathematics（数学）
つまりSTEAM教育とは以上の5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念のことです。
STEAM教育は元々アメリカで生まれ、社会とテクノロジーの関係がますます密接になっていくこれからの時代、ますます注目されるべき教育方法なのです。
STEAM教育で身につく力って？
STEAM教育をすることでお子様にはどんな力が身につくのでしょうか？
STEAM教育では次の様な力を引き出してくれるといわれています。
- 問題を見つけ出す力
- 物事を様々な角度から捉え解決する力
- 新しい価値を創造する力
STEAM教育は、知識やスキルの習得そのものではなく、子どもたち1人一人の「知の創造性」を育むといった点でとても重要なアプローチとなります。
それでは次に、そんな子どもたちの力を引き出してくれるSTEAM教育にオススメなSTEAM教具をご紹介します。
工作キット「STEAM教具」第1弾
STEAM教育の要素を取り入れた工作キット「STEAM教具」の第1弾が渡辺教具製作所から販売開始されました。
渡辺教具製作所は、1937年創業より地球儀や星座早見盤の開発、製造を通して理科教育に貢献してきたメーカーです。
今回、第1弾として発売されたSTEAM教具は2アイテム。
制作する過程で、段階的に理科や数学の知識を身につけることができる工作キットをご紹介していきます。
色の三原色でカラフルなランタンが作れる「ステンドアートランタン」
特徴
- 対象年齢：6歳〜
- セット内容：台紙（春・夏・秋・冬、底面パーツ）、セロファン（赤・青・黄）、LEDキャンドルライト（電池付き）ガイドブック
- 個装サイズ：W24xD21.5xH5（cm）
STEAM教具「ステンドアートランタン」は３色のセロファンを使って作るカラフルなランタンです。
色の三原色である「赤」「青」「黄」を混ぜてどんな色ができるのか？など、実際にお子様の手で見て、触れて、実験して三原色（※）を学びます。
「ステンドアートランタン」にはLEDライトも含まれており、ランタンの中から照らし出すことができます。
お家でご用意できる道具、ハサミやのり、セロハンテープなどを揃えていただくだけで簡単に制作できます。
悪天候でお出かけができない日や、ハロウィン、クリスマスなどのイベント用に簡単にお家で制作できる工作キットになっています。
本キットで学ぶ『色の三原色』の場合は「赤」「青」「黄」で、混ぜ合わせるにつれ色が暗くなります。一方で『光の三原色』の場合は「赤」「緑」「青」で、混ぜ合わせるほど色が明るくなり、3種の原色を混ぜると「白」になるのが特徴です。
毛細管現象を使ってオリジナルの花が作れる「グラデーションフラワー」
特徴
- 対象年齢：6歳〜
- セット内容：花用シート（25枚）、カップ（3個）、水性ペン（6色）、バスケット（1個）、リボン（1個）、ガイドブック
- 個装サイズ：W24xD21.5xH5（cm）
STEAM教具「グラデーションフラワー」は、製造メーカーである株式会社渡辺教具製作所の「もっと理科を楽しんでもらいたい」という想いから生まれました。
セット内容にある花用シートに付属の水性ペンを使ってお絵描きし、バラやカーネーションが作れるキットです。
内容はシンプルなものですが、遊びを通して毛細管現象（※1）について学べます。
色とりどりに作成したお花で飾り付けしたり、制作した花を入れられる紙製のバスケットにメッセージを書いたりして世界に1つだけのオリジナル作品を作ることができます。
本商品には飾り付けのリボンも付属しているので、母の日や敬老の日のプレゼントにも最適です。
関連動画：
まとめ
以上2種類のSTEAM教具をご紹介しましたが、どれもおうちで簡単に取り組めるものばかり！
シンプルな遊びの中にこそお子様の学びのチャンスはたくさんありますよね。
用意するものはハサミやのり、セロハンテープのみです。是非この機会にお家でもSTEAM教育を始めてみてくださいね。
