プログラミング授業が導入され始めた2020年。今では様々なプログラミング学習に特化したスクールが多く存在しますがそのほとんどが「初めてプログラミングをする」といった初心者向けのものが多いイメージです。
しかし、もっと本格的にプログラミング言語を学んだり、それを用いてアプリやゲームの開発もしてみたい!と考えている本格派の人もいますよね。
そこで今回オススメしたいのが本記事で紹介する「Tech kids School」です。本記事ではTech kids Schoolの基本的な概要のほか、オススメポイントやデメリット、また利用者の声などを簡単にまとめています。
Tech kids Schoolの料金&コースについて
まず、Tech Kids School(テックキッズスクール)の基本的な受講料やコースなどを確認しておきましょう。
カリキュラム、コース情報は下記のようになっています。
カリキュラム | コース | 推奨年齢 | 身につく力 |
---|---|---|---|
エントリーステージ | なし | 小学1年生~ | スクラッチでプログラミングの基礎力を学ぶ |
ジュニアステージ | なし | 小学2年生~ | より発展的なプログラミング能力を養う |
ファーストステージ | なし | 小学3年生~ | コンピューターサイエンスや、プログラミング基礎知識や概念を学ぶ |
セカンドステージ | Xcode | 小学3年生~ | コードを用いて3次元空間のゲームを作る |
Unity(iPhone) | iPhone or iPad用のアプリ開発 | ||
サードステージ | Xcode | セカンドステージを修了した人 | 本格的な3Dゲームを作成 |
Unity(iPhone) | iPhoneアプリ開発に必要な知識を身につける |
授業数や料金は下記のようになっています。
授業数 | 月3回(1回120分) |
---|---|
料金 |
*全て税込みです
*支払い方法はクレジットカード決済のみです |
開講クラス | 渋谷校:土日10:00-12:00 or 14:00-16:00 オンライン:土日10:00-12:00 or 14:00-16:00と木曜 17:00-19:00 |
会場 | 渋谷校:渋谷スクランブルスクエアオフィス棟21F オンライン:Zoom
*Tech Kids Schoolでは、年次関係なくプログラミング以外の授業も受けられます(クリエイティブ講座、プレゼン講座)
*無料オンライン体験レッスン参加時は、カメラ付きPC・インターネット環境が必要です *小学校を入学される年の1月以降であれば年長のお子様も参加できます |
渋谷校、オンライン校ともに無料の体験レッスンを実施しているのでぜひチェックしてみてください。
Tech kids Schoolのオススメポイント
Tech kids Schoolをオススメしたいポイントはいくつかありますが、主に次の内容が挙げられます。
メリット
オススメする理由その②励ましてくれるメンターの存在
オススメする理由その③本格的なスキルが身につく授業
オススメする理由その④学習の成果を試す機会が設けられている
オススメする理由その⑤毎月生徒たちの家族も参加できる課外イベントも開催
オススメする理由その⑥東京在住の方には嬉しいTech Kids キャンプ
オススメする理由その①IT企業が運営する本格的なスクール
Tech kids Schooは、誰もが1度は聞いたことのあるAmebaブログや、インターネットテレビ「ABEMA」、その他にもスマートフォン向けのゲームなどのインターネットサービスを開発しているIT企業「サイバーエージェント」が運営しています。
そのため、初心者向けの内容だけではなく、SwiftやC#などを用いた本格的なプログラミング言語も学習できます。
将来役に立つスキルを子供の時期に身につけておくことは、今後必ずプラスに働くこと間違いありません。
オススメする理由その②励ましてくれるメンターの存在
Tech kids Schoolには、近くで指導にあたってくれる「メンター」の存在があります。
メンターとは、個人の成長や精神的なサポートをする人のことをいいますが、例えば子供が分からないと困っている時や、つまずいた時も一緒に寄り添い考えを導いてくれる存在です。
多くの学校は、こうした手厚い指導者からの指導を受けられることは珍しいですし、Tech kids Schoolのメンターは子供達のやる気を引き出すコミュニケーション力も重視され採用されていることから、明るく前向きな人が多いようです。
年齢も大学生と子供たちと近く、気さくな雰囲気が参加者の方からは高い評価を得ているそうですよ。
オススメする理由その③本格的なスキルが身につく授業
Tech kids Schoolでは、前でも話しましたが初心者向けの授業以外にも、ステップアップしていくと本格的なプログラミング言語も学ぶことができます。
例えば、SwiftやC#などプロも使用している言語で実際にゲームやアプリも開発したり、IllustratorやBlenderなどのクリエイターツールも使用し、作品のデザイン性も高めていきます。
オススメする理由その④学習の成果を試す機会が設けられている
Tech kids Schoolでは、スマートフォンアプリをリリース(一般公開)したり、在籍する生徒や卒業生が毎年国内外の様々なプログラミングコンテストに出場し表彰されるなど、日頃学習したことの腕試しをする機会を設けています。
また、プログラミング学習もさることながら、年次関係なく受けられる「プレゼン講座」では、実際に自分の作った作品を生徒や保護者の前でプレゼンするなど、実用的で今後社会に出た時に必ず役に立つ経験も小さな頃から積むことができます。
オススメする理由その⑤毎月生徒たちの家族も参加できる課外イベントも開催
Tech kids Schoolでは毎月、生徒たちの家族も参加できる課外イベント「Tech kids Club」が開催されています。
その内容は様々ですが、例えば2024年4月のイベントは「動画編集に挑戦しよう」、5月は「Robloxでゲームを作ろう!」、6月は「プレゼンを楽しもう!」などです。
生徒たちの親御さんや兄弟も参加することで、普段生徒たちがどんなことを学んでいるのか身をもって体験することができる上に、
イベントを通して親が学校と関わることで先生たちとの信頼関係も築けるのではないかなと思います。
オススメする理由その⑥東京在住の方には嬉しいTech Kids キャンプ
公式HPより、参加希望のプランと、日時を選んで参加できるTech Kidsキャンプが毎年春・夏・冬休みなどの長期休暇になると渋谷校で開催されています。
授業内容も小学生に大人気のマイクラを使って進められるので、マイクラ好きのお子様もそうでない方も楽しすぎてあっという間に受講が終了してしまったなんてことも。
気になるコースは3種類あります。
②3Daysコース(1番人気のコースです)
③4Daysコース(マイクラが大好きで、しっかり学びたい方に最適です)
<料金等について>
【2Daysプラン】¥37,400
プログラミング学習:8.5時間、プレゼン練習:1時間、発表会:1時間、その他休憩等
【3Daysプラン】¥53,790
プログラミング学習:12時間、プレゼン練習:2時間、発表会:1時間、その他休憩等
【4Daysプラン】¥69,300
プログラミング学習:15.5時間、プレゼン練習:3時間、発表会:1時間、その他休憩等
(全て税込みです)
◯持ち物:昼食、飲み物、USBメモリ(2GB以上)、イヤホン
この、Tech Kids キャンプは小学1年生以上で会場近くにお住まいの方であれば誰でも参加できます。PCは貸し出しが行われているので自宅から持参する必要はありません。
Tech kids Schoolが前から気になってるんだよな~という方は、入会の前に、1度参加してみるのもアリだと思います。
ご利用方法など詳しい情報については公式HPをご確認ください。
メニューの「CAMP」から確認できます。
Tech kids Schoolのデメリットは?
Tech kids Schoolが本格的にプログラミング学習できる学校だということは理解できましたが、逆にTech kids Schoolで挙げられるデメリットは何が挙げられるのでしょうか。
調べによると主に次の内容が挙げられています。
デメリット
デメリットその②講師がプログラミング未経験の可能性もある
デメリットその③教え方に慣れていない先生もいる
それでは、その詳細について詳しく見ていきましょう。
デメリットその①月謝が高い
Tech kids Schoolのデメリットとしてやはり1番言われているのが、月謝の高さです。
一般的なプログラミングスクールと比べても、確かに高めに設定されていることがわかります。
<参考>
デジタネ | ¥3,980~¥4,980 |
---|---|
Z会プログラミング学習 | ¥2,125~¥5,440 |
おうちでコード | ¥4,400~¥13,200 |
CodeCampKIDS online | ¥16,500 |
Code Land by プロキッズ | ¥8,800 |
テックアカデミージュニア | ¥8,800~¥22,000 |
ヒューマンアカデミーこどもプログラミング教室 | ¥9,900~ |
Tech kids School | ¥20,900~ |
しかし、高く設定されているのには訳があります。
例えば、入会費が無料な点や本格的な授業の内容、そして近くで学習の進み具合を見守ってくれるメンターの存在などです。
メンターに至っては、他スクールと大きく違う点です。
1人で学習を進めるよりもはるかにやる気が出ますし、わからない質問が出てきた時にすぐ
に解決できるのは、その後の学習意欲を持続する上でとても重要となってきます。
デメリットその②講師がプログラミング未経験の可能性もある
先ほど、メンターの存在意義について語ったばかりですが、Tech kids Schoolの講師がプログラミング未経験の可能性もあるということです。
これは一体どういうことなのでしょうか?
実は、Tech kids Schoolの講師募集資格での記述に「プログラミング未経験者でも多くの学生が活躍しています!」と書かれています。
この記述から、プログラミング経験がない方がいるのは確かな様です。
しかし、Tech kids Schoolで採用される講師にはプログラミングの技術だけでなく「コミュニケーション能力」の高さも重要視されています。
緊張している子どもに対し、リラックスさせることができる人や、落ち込んでいる子どもに対しやる気を出させてあげる、こういった力は時に技術力よりも大事になってくるという考えのもと採用者を決めている様です。
デメリットその③教え方に慣れていない先生もいる
これも先ほどの「経験がない」といわれていることと共通することですが、講師の中には教え方に慣れていない先生もいると感じる方もいらっしゃるようです。
もしあまりにも相性の悪い先生に当たってしまうと「イマイチだなぁ」と感じてしまうかもしれません。そんな時は、Tech kids Schoolの運営に一度相談してみるのも良いかもしれません。
利用者の声(口コミ)
実際に受講している人たちはどんな感想を持っているのか、Tech kids Schoolの口コミを調べてみました。
<体験レッスン参加者の声>
- 初めてで難しかったけど、楽しかった!
- 僕もお兄さんが作っているような3Dモンスターを作れる様になりたいと思った
- 子供との距離の近さとコミュニケーション能力の高を感じた
- メンターの方がとても感じの良い人だった
- アクセスが良いので、通いやすいと思った
他にSNSなどからリアルな利用者の声を拾うことができなかったのですが、総じて「楽しかった!」という声が多い印象です。
本当に自分の子供が楽しめるかどうかを入会前に判断するために一度無料体験に参加されることをオススメします。
まとめ
以上、Tech kids Schoolの基本的な概要や料金、コースについてや、オススメしたいポイントや逆にデメリットなど入会前の参考情報としてまとめてみました。
しかし実際に受けてみないと何とも分からないな~という方はやはり、1度無料体験を受けてみることをオススメします!
子供たちの可能性を引き出してくれる、そんな素敵な学校だといいなと思います。