MESHって何?と初めて聞くその名前に疑問がたくさん浮かぶ人も多いかもしれません。
この記事ではそんなMESHのことについて知りたい!と思っている方向けに、MESHとは一体何なのか?何ができるのか?実際使ってみてどうなのかなど、利用者の口コミやメリットでメリットなどを簡単にまとめてみました。
知ればわかる、次世代IoTブロックMESHの使用方法は無限大!
ぜひ貴方にピッタリな使用方法を見つけてみてくださいね!
MESHって何?
「MESH」は「Make、Experience、SHere」の略で、日本の大手企業SONYが開発した簡単プログラミングができるツールです。
MESHを使うと様々なアイデアを形にできます。
例えば、MESHを使って人が近くを通過したら連絡が来るようにしたり、プログラミングアプリを使ってオリジナルな「しくみ」を自分でつくったり、LINEやTwitterなどのWEBサービスと連携して自動でメッセージを送ったりすることもできます。
この様にMESHを使うことで、うまくその「しくみ」を利用し、同時に様々なアイデアが誕生します。
この様に利用者の"創造力"もどんどん引き出してくれる、そんな魅力的なツールが『MESH』なのです。
MESHの基本的な使用方法はこちらの動画をご参照下さい。
MESHでどんなことができるの?
前の章で軽く触れましたが、MESHではどんなことができるのか解説していきます。
MESHは大きく次のような特徴が見られます。
①無線で繋がるセンサーで状態を確認したり、自動で動く仕組みがつくれる
②直感的なプログラミングで「しくみ」がつくれる
③LINEやTwitterなどのアプリケーションやWEBサービスともつながるIFTTTに対応
④MESH SDK β版を使って独自のカスタマイズやプロトタイプに活かせる
詳しくその①~④について解説します。
①無線で繋がるセンサーで状態を確認したり、自動で動く仕組みがつくれる
MESHはとてもおしゃれで小さな7つのブロックです。そのブロックには様々なセンサーが搭載されています。
そしてこのセンサーブロックを使って例えば次のようなことができます。
- 人や動物が通過したらMESHから信号を送る
- 温度や湿度を計測して記録する
- モーターと繋いで組み立てた車などを動かす
使い方次第で色々なことができますが、そのアイデアは無限大。
貴方のアイデア次第でとても便利なツールとなります。
人気レシピについてはこちらをご参照ください。
②直感的なプログラミングで「しくみ」がつくれる
MESHアプリで簡単プログラミング。思い通りの「しくみ」をつくることができます。
プログラミングも直感的にできるドラッグ&ドロップで繋げるだけ。お子様でも簡単につくることができます。
MESH専用アプリの詳しい解説についてはこちらをご参照ください。
③LINEやTwitterなどのアプリケーションやWEBサービスともつながるIFTTTに対応
IFTTT(イフト)とは、アプレットという仕組みを用いて、様々なWebサービス(Facebook、Twitter、Slack、Evernote、Google Drive etc..)同士を連携できるWebサービスです。
例えば、GPIOブロック(コネクタ)を使って、LINEと連携させてあらかじめ設定した温度になったらメールを自動的に送ったりすることができます。
その他にもGoogle Sheetsのスプレッドシートを使えば、自動で温度や湿度、明るさなどの数値を記録することもできます。
④MESH SDK β版を使って独自のカスタマイズやプロトタイプに活かせる
MESH SDK(Software Development Kit)β版(ベータ版)とは、ユーザーがオリジナルのソフトウェアブロックを開発するための環境です。
ボタン、LED、動き、人感、明るさ、温度・湿度、GPIOなどのタグに加えてMESH SDKを用いるとオリジナルのカスタムタグ(ソフトウェアタグ)をつくる事ができます。
※MESH SDKを使用するには登録が必要です。
手順については公式MESH HPをご確認ください。
https://meshprj.com/sdk-jp/
MESHを実際に使ってみた人の口コミ
では実際に利用してみた人の口コミはどんなものがあるのでしょうか?
一部をご紹介します。
お世話になりました🙇♂️
家に帰っても「楽しかったねー」と余韻に浸っております😊
またイベントを楽しみにしてます✨— くま (@T3ZsGqEtG99Grs8) May 5, 2022
今朝から地域の子供たちとMESH使ってプログラミング!
今日はアイデアの神が降りてきた✨#MESH pic.twitter.com/eVY6D2dco8— Tetsuya Yamada (@tetymd) November 4, 2018
先に投稿した本では、恥ずかしながら知らなかったSONYのプログラミング教材MESHも教えてもらえた。
単なるプログラミングおもちゃと異なるIoTに繋げる優れものだ。流石!SONY。
Amazonでも買えるようだけど、まず本で学んでみたく、ポチッてみた。 pic.twitter.com/XmVc0Vlwa7— Onishi-h (@Jouluribo) August 28, 2021
ボタンを押して熱を測って
●37度以上なら「保健室にいきましょう。」と流れる。
●37度以下なら「まだ教室で大丈夫です。」と流れる。
こんなAIが簡単に作れたw
おもしろーいで終わるんじゃなく、これが生活にどう生かすかが大事なんだね。
(2枚目は人感ライト)#MESH#プログラミング pic.twitter.com/NL3AZQ3mBO— きゃん (@canchome9) June 28, 2019
これはほんの一部ですがとても簡単に操作ができ、且つ生活にも役立つようなプログラミングが自分で簡単にできるのが魅力的なようですね。
MESHの良い所(メリット)は?
MESHを使ってプログラミングするとどんな良いことがあるのでしょうか?
先ほどの口コミの内容も参考にして、以下の様な良いことがあることがわかりました。
メリット
- 直感的に簡単にプログラミングを学ぶことができる。
- 自分で色々と「しくみ」をカスタマイズできるので創造力が刺激される。
- プログラミングコードを知らない初心者でも簡単に体験することができる。
MESHの注意点(デメリット)は?
MESHには様々な魅力がある一方で注意すべき点もいくつかあります。
デメリット
- 価格が高い
- 新しいものを作るときは作ったものを解体する必要がある
しかし、これらの注意点はあるものの、MESHは子供にとって画期的なプログラミング教材であることもまた事実です。
MESHはどこで体験できる?教室・セミナー・ウェビナー情報
まず、購入する前に実際に体験してみたいと思っている方も多いかと思います。MESHの体験講座などはどこで行われているのでしょうか?
過去に体験講座などを開いていた団体や教室などをご紹介します。
<Sakuno佐久市子ども未来館>
無線電子タグMESH(メッシュ)とiPadを使ったプログラミング体験
<静岡市こどもクリエイティブタウン『ま・あ・る』>
MESH(メッシュ)で作る便利な街
さらには全国のプログラミングイベントを検索できるサイトを利用するのも手です。
MESH製品
MESH製品の7つのタグをご紹介していきます。
MESH ボタンタグ
ボタンがついている緑色のタグで、ボタンが押されたか検知することができます。
ボタンを押したときに何かが起こるといったシンプルな仕組みを作ることができます。
MESH 明るさタグ
周りの明るさの変化を検知し、スイッチとして使える青色のタグ。
明るさが変化した時に通知したり、何かの入力のタイミングでの明るさが範囲内であるかをチェックできます。
また、タグの目の前に近接物があるかないかをチェックすることもできます。
MESH 温度・湿度タグ
温度や湿度を検知することができる青紫色のタグです。
温度や湿度の変化をトリガーに何かを実行したり、通知したりすることができます。
MESH LEDタグ
LEDライトがついているオレンジ色のタグです。
ライトは、赤・青・黄・白・ピンクなどさまざまな色に光ります。
色や点滅パターンを変えることができ、何か起こった際にお知らせしたりできます。
MESH 人感タグ
人感センサーを搭載しており、人の動きを感知することができるエメラルド色のタグ。
人が検知エリア内(目安として2~3m以内)で動いた時に何かを実行する仕組みや、人がいるかいないかをチェックすることもできます。
温度の動きを検知しているので、動物などにも反応します。
MESH 動きタグ
タグが動いたことを検知できる水色のタグです。
タグが裏返された時や振られた時などを検知し、何かを実行したり通知したりできます。
MESH GPIOタグ
アナログとデジタルの入出力をスイッチとして使える灰色のタグです。
GPIOはGeneralPurposeInput/Outputの略。
市販のモーターや他のセンサーをつないだりすることで、アイディアをさらに拡張することができる上級者向けのタグです。
まとめ
以上、この記事ではつくれる・学べる・楽しめる最新のIoTブロック"MESH"についてご紹介してきました。
そのMESHの利用方法は無限大。自身の手で新たに「しくみ」作りができるのも最大の魅力でしたよね。そして何よりもプログラミング初心者でも安心して利用できるのも大きな利点といえそうです。
プログラミング学習の楽しさを学び、さらには"創造力"も育める画期的なツールMESH。
まずはお近くの体験教室などで体験してみてくださいね。