小学校は2020年から、中学校では2021年から必修化されたプログラミング教育。
プログラミング教育が進められる背景には少子高齢化による人口減少が背景にありますが、これからどんどん社会はIT化が進み、将来において、パソコンなどを使った働き方・生き方が必要とされる中、将来の為に子供に今からプログラミング的思考を身につけさせることはとても重要な事。
そんな時、家でも手軽に体験できるプログラミングトイはどうだろう?と思ったパパママの為に!
お財布にも優しい3000円以下のプログラミングトイをご紹介します!
プログラミングおもちゃを選ぶポイントは?
プログラミングトイといってもその種類は様々。年齢別にどのようなおもちゃを選べば良いのかそのポイントを見ていきましょう。
プログラミングトイを選ぶポイント【幼児(3~6歳)】
幼児(3~6歳)向けに選ぶ時、注目すべきポイントはこちらです。
- 感覚的に操作できるもの(3~5歳)
- 工作が楽しめるもの(5~7歳)
3~5歳のお子様はまだ文字や数字を読むのが難しいですよね。なので感覚的に操作できるプログラミングトイを選んであげると良いと思います。
さらに幼児期のお子様の誤飲トラブルを防ぐ為、1人よりも家族や友達と一緒に遊べるようなものを選ぶと安全面においても安心ですね。
そして5歳からのお子様は思考力がより発達してくるので、自分で作る工作タイプがおすすめです。
しかし複雑なものではなく簡単なものを選ぶ様にすれば楽しみながら遊ぶ事ができるでしょう。
プログラミングトイを選ぶポイント【小学生~中学生】
小学生から中学生向けに選ぶ時、注目すべきポイントはこちらです。
- 自分で組み立てたものをプログラミングで動かすロボットタイプ(7~10歳)
- 実際にプログラミング言語を使って遊べるもの(10歳以上)
7~10歳ぐらいになると思考力がグッと上がりますので、少しレベルアップしたものを選ぶと良いでしょう。例えば自分で組み立てたものをプログラミングで動かすロボットタイプなどはおすすめです。
10歳以上であれば実際にプログラミング言語を使って遊べるものが良いかもしれません。しかし、初めてプログラミング言語に触れるお子様であればいきなりプログラミング言語がから入るのは難易度が高い為、5~7歳向けのプログラミングトイから始めてみるのが良いでしょう。
それでは具体的に3000円以下でどんなプログラミングおもちゃがあるのか見ていきましょう!
3000円以下のプログラミングおもちゃ8選!
アンパンマン はじめてプログラミング どの道とおる?アンパンマンドライブカー(3歳~)
特徴
- 「集中力」「考える力」「問題解決力」が身につく
- 問題カード12枚付き
- 電池連続使用時間約6時間(単四x3本別売り)
「アンパンマン はじめてプログラミング どのみち通る?アンパンマンドライブカー」のルールは簡単!
アンパンマンが乗った車を目的地まで連れて行くのをあれこれと考えながら遊ぶおもちゃになります。
車本体についているボタンで「前」・「後ろ」・「右」・「左」をプログラミングして目的地まで向かうのですが、基本の動かし方がわかったら、今度は問題カードに挑戦しステップアップしていきましょう。
ロジカルロードメーカー くもん(5歳~)
特徴
- 「論理的思考」「プログラミング的思考」が身につく
- 本体サイズ23.5x34.0x8.0cm
- 重量900g
「ロジカルロードメーカー くもん出版」はスタートからゴールまでを付属のルートピースを使い、パズルの様にはめ込み、ゴールまでの道を繋げるおもちゃです。
ゴールまでのルートは自分次第で何通りにもなりますが、使えるピースの数や種類は決まっているので、ピースの置き方を論理的に考えなければならず、遊びを通して「論理的思考」や「プログラミング的思考」を養う事ができます。
フィッシャープライス プログラミングロボ コード・A・ピラー ツイスト(3~6歳)
特徴
- 「プログラミング的思考」「問題解決能力」が身につく
- 本体サイズ:49.5x10.2x16.5cm
- 電池:アルカリ単三x4本(別売り)
「フィッシャープライス プログラミングロボ コード・A・ピラー ツイスト」は虫の形をしたロボット型プログラミングトイです。
本体に付属されたダイヤルを回して動きをプログラミングし、思い通りに進むのか挑戦してみましょう!
失敗してしまっても大丈夫!
何度も繰り返し挑戦するうちに「プログラミング的思考」や「問題解決能力」が身につきます。
kiditec(キディテック) ジェイミー(5歳~小学生)
特徴
- 様々な乗り物モデルが制作できる
- パーツx27(13種類)
- 本パッケージは7種の作品モデルを紹介
- パッケージサイズ:18.3x18.3x9cm
「kiditec(キディテック) ジェイミー」は自分で組み立てができるロボット型プログラミングトイです。
箱の中には27ピース(13種類)のピースがあり、説明書では7種類のサヒンモデルを紹介していますが、もちろん自分で好きな形に作り変えても大丈夫。操作意欲を掻き立ててくれます。
このおもちゃは組み立てるのみで動かすものではないですが、自分で考えだしたモデルをどうやって作ろうかと考えながら組み立てていくことで「自分で考える力」や「想像力」が育まれて行きます。
マイクロビット micro:bit はじめてセット(8歳~15歳)
特徴
- プログラミング言語を使う初心者向けキット
- ブロック型プログラミング言語を使用
※使用にはインターネットに繋がったPCが必要です
「マイクロビット micro:bit はじめてセット」では実際にパソコンでプログラミングを構成し、自分の思う様に動かせるのか挑戦できる実践的なプログラミングトイです。
マイクロビット micro:bit はじめてセットで使用される言語は初心者でもわかりやすいブロック型のもの。
しかし、実際に自分が組んだプログラミング通りに動くかどうかを試しながらプリグラミング的思考を養って行くことができます。
プログラミングの仕組みに慣れれば、マイクロビット アドバンスセットもおすすめです。
Mino ソーラーパワー太陽光発電工作キット(8歳~)
特徴
- 「論理的思考」「問題解決能力」「クリエイティブスキル」が養われる
- 190パーツで13種類のロボットに組み立て
- 水陸両方で移動可
「Mino ソーラーパワー太陽光発電工作キット」はパーツが190も入っており、まさにものづくりが大好きなお子様向けのロボットです。
このロボットはプログラミングによる動作はしませんが、説明書を読み進めながらロボットを組み上げていく工程にこそ意味があります。
きちんと順序通りに組み上がっていなければロボットはうまく動かないのですが「どうやったら上手くいくか」などプログラミング的思考に欠かせない「論理的思考」や「問題解決能力」さらに「クリエイティブ能力」を育むことができます。
大冒険!お宝アイランドすごろく
特徴
- アンプラグド プログラミングトイ
- すごろくを通して「プログラミング的思考」を養う
- プレイ人数:2~4人
プログラミング脳を鍛えるボードゲーム3点セットはパソコンなしでプログラミング的思考が養われるすごろくです。
すごろくを通して、プログラミングの擬似体験をしたり、ネットワーク概念について学びます。
例えば「大冒険!お宝アイランドすごろく」のルールは至って簡単。
5つの宝物を最短ルートで獲得していきます。
クラーケンやデビル、ドラゴンがいる場所は通過できず、どうやって最短距離でお宝を獲得すれば良いのかなどを考えながらプレーすることでプログラミングの概念の1つである「最適なネットワークの探索」が身につく様になっています。
また他のプレイヤーの道順などを予想しながら妨害するなど「多面的な思考(情報処理能力や判断力)」を自然と行う様になるのもこのゲームの魅力です。
他2つのゲームのルール等についての詳しい動画も参考に挑戦してみてくださいね。
◯大冒険!お宝アイランド
◯ロボット探検隊ゲーム
◯フルーツマーケット
ThinkFun(シンクファン)社 マインクラフト・マグネティック・トラベル・パズル(8歳~)
特徴
- 正しいパズルを解くゲーム
- 問題40問(難易度4段階)
- プレイ人数:1人
「マインクラフト・マグネティック・トラベル・パズル」はアンプラグド・プログラミングトイです。
パソコンがなくてもゲームを進めるうちに「論理的思考」や「問題解決能力」が身につきます。
「マインクラフト・マグネティック・トラベル・パズル」はパズルゲームですが、ただのパズルではありません。
ヒントやネガティブヒントを元に正しい位置にトークンを置けるかどうかに挑戦するパズルです。
本体がとてもコンパクトで磁石にもなっているので持ち運びにも便利なのが嬉しいですね。
まとめ
様々なプログラミングトイがありますが、年齢に合わせておもちゃを選んであげることは最も重要になります。
お子様が飽きずに遊べるか、または少し難しくても興味を持ちそうかどうかなどを考慮しプログラミングトイを選びたいですね。