フォートナイト(Fortnite)とは?UEFNでゲーム作成にプログラミングも!無料でできちゃう!

フォートナイト(Fortnite)とは?UEFNでゲーム作成にプログラミングも!無料でできちゃう!

フォートナイト(Fortnite)が今小学生や中学生の間で人気なのをご存知ですか?

何となく名前だけ聞いたことあるな…というお父さんお母さんもいるかもしれません。

この記事ではフォートナイト(Fortnite)について詳しくは知らないといった人のために、一体フォートナイト(Fortnite)は何で実際何ができるのか?

また、近日発表された、プログラミングもできるフォートナイト向けゲーム制作ツール「Unreal Editor For Fortnite」についても触れていきます。

せっかくならゲームをするだけじゃなく制作する側にも挑戦してみませんか?

フォートナイト(Fortnite)とは一体何?

フォートナイト(Fortnite)とは、Epic Gamesが提供する基本プレイ無料のオンラインゲームです。

フォートナイト(Fortnite)は同じゲームエンジンを使用して次の3つの異なるモードで遊べるようになっています。

①「世界を救え」モード:最大4人のプレイヤーが協力しオブジェクトを防御する協力型のゲーム
②「バトルロイヤル」モード:最大100人のプレイヤーが参加して最後まで生き残るサバイバルゲーム
③「クリエイティブ」モード:プレイヤー独自の世界を作成することができるゲーム

フォートナイト(Fortnite)といえば、中でも②のサバイバルゲームが有名ですよね。

しかし一方で「クリエイティブ」モードもあり自分でオリジナルのゲームを作ることができます。

そして自分で作ったゲームを世界中に拡散することもできる画期的なオンラインゲームなのです。

2023年現在は実際に何億というフォートナイトプレイヤーが登録されており、その注目度の高さが伺えます。

さらに、完全無料のPC向けゲーム制作ソフトウェア「Unreal Editor For Fortnite(以下UEFN)」が2023年3月にEpic Gamesより発表されました。

UEFNは元々ある「クリエイティブモード」をさらに進化させたツールです。

具体的にどんなことができるのかなど、この記事ではそのUEFNについてもう少し深掘りしたいと思います。

UEFN(Unreal Editor For Fortnite)でゲームづくりを始めよう!
著:ゲームメーカーズ編集部
※楽天は楽天Koboで試し読みができます。

PC向けゲーム制作ツール「Unreal Editor For Fortnite」とは?

新しく発表された「Unreal Editor For Fortnite(以下UEFN)」は「クリエイティブ」モードをベースとして発展したPC向けゲーム制作ツールです。

「クリエイティブ」モードとは違い「UEFN」で新しくできるようになったことは次のとおりです。

  • アセットのインポートに対応、3Dモデルやアニメーション、サウンドなどオリジナルの素材が使用可能になった
  • オブジェクトの配置がよりスムーズになった
  • 地形をランドスケープ機能で自由に変形できる
  • 「ホストプロセス」で独自の雰囲気にできる
  • チームを組み、リアルタイムで共同制作が可能
  • ビジュアルエフェクト作成ツール「Niagara」を使用しビジュアルエフェクトの作成ができる
  • モデリングツールを使用した3Dモデルの作成
  • コントロール リグによるアニメーションの編集
  • オリジナルのUI作成
  • Verseによるゲームロジックの実装

このようにUEFNを使用して、「クリエイティブ」モードの時よりもより本格的なゲームを作ることができるようになりました。

自分だけのオリジナルな世界を作る上で細かな設定などが可能。まさに"痒い所に手が届く"ツールとなっているようです。

実際にUEFNを使ってフォートナイト(Fortnite)で自分だけの世界を作りたい!

と早速UEFNを使用してみたくなりますが、その前にまず順を追って踏まなければならない手順についてご説明します。

ステップ①:フォートナイト(Fortnite)をインストールする
ステップ②:UEFNをPCにインストールする
ステップ③:UEFNの基本操作を覚える
ステップ④:UEFNでゲームを作ってみる

それではステップ①〜④までの詳細について1つずつ見ていきましょう。

ステップ①フォートナイト(Fortnite)をインストールする

まずご自身のPCにフォートナイト(Fortnite)をインストールしましょう。手順は以下の通りです。

①-1:Epic Gamesアカウントを作成する
①-2:Epic Games Launcherをインストールする
①-3:フォートナイト(Fortnite)を入手する

メモ)UEFNはフォートナイトのアドオンとして提供されています。
ですので、 UEFNの使用にはまずフォートナイト(Fortnite)のインストールが必要です。

ステップ②Unreal Editor For Fortniteを入手する

次にUEFNを入手します。

UEFNを動作させるために必要なPCスペックは次のとおりですので事前に確認することを推奨します。

  • Windows PC(Macは使用できません ※1
  • インターネット環境

推奨要件とクオリティプリセット「最高」の推奨要件は以下となっております。
クオリティプリセット「最高」は、フォートナイトの描画設定などを最高の状態にして動作できるスペックです。
※1 執筆時での状況となります。

推奨要件 クオリティプリセット「最高」
OS Windows 10 64ビット(バージョン1909 .1350改定以降) Windows 10(64ビット)
CPU クアッドコアIntelまたはAMD(2.5GHz以上のCPU) Intel Core i7-8700、AMD Ryzen 7 3700xまたは同等
グラフィック(GPU) NVIDIA GTX 960、AMD R9 280または同等のDX11 GPU NVIDIA GTX 1080、AMD Radeon RX 5700 XTまたは同等のGPU
メモリ 16GB 16GB以上
VRAM 4GB 4GB以上
パパ
パパ
Macではできないなんて…残念すぎる。

ステップ③UEFNの基本操作を覚える

UEFNのインストールができたら、早速起動させ基本操作を覚えていきましょう。

  1. UEFNを起動させる(初回のみ2種類のライセンス契約に関する承諾を求められます。どちらも「同意」)
  2. プロジェクトブラウザの画面で「新規プロジェクト」を選択する
  3. 「新規作成」をクリックする→メインエディタが表示されます。

ここで、ゲームのマップやアセット、そしてコードが編集できます。

初心者でもわかる基本的なUEFNの使い方に関する動画は検索すればたくさん出てきます。

まずはそういった動画を参考にして、実際にたくさん触ってみることをお勧めします。

STEAMくん
STEAMくん
新規プロジェクト名などファイルに名前をつけるものは日本語だと後でエラーの原因となります。全て英数字名にしておきましょう。

ステップ④UEFNを使用してゲームを作ってみる

基本的な操作に慣れたら今度は実際にUEFNを使用してゲームを作ってみましょう!

基本的なゲーム作成の方法は参考動画がたくさんありますので、まずは動画を見ながら作ってみると良いですよ!

STEAMくん
STEAMくん
基本操作に慣れたら今度はプログラミングに挑戦です!

UEFNでプログラミングに挑戦!

UEFNではゲームを作成する際にプログラミングにも挑戦することができます。

使用されている言語「Verse」(バース)は、ゲームやメタバース(仮想空間)を念頭に設計されたプログラミング言語です。

その為ゲーム特有の対応に、より適応しています。

ママ
ママ
だけど、どんな時にプログラミングが必要になるのかしら?

例えば、ステップ④の際に作ったゲーム内の「仕掛け」に、新たなゲームロジックを作りたい場合などにVerse(バース)を用いて"自作の仕掛け"を作ることが可能です。

Verseでのコードの書き方が初めてでよく分からないという方は次の

「Verseでのコードの書き方の基本を学ぶ」

を先に確認することをお勧めします。

「Verseでのコードの書き方の基本を学ぶ」を参考に、Verseにアクセスし→プログラムを修正→コードのトラブルシューティングを行う

という順をたどり実際に練習しながらVerseでのコードの書き方に慣れておきましょう。

STEAMくん
STEAMくん
Verseを使ったプログラミングの方法などの参考動画も沢山出ています。まずはそういった参考動画を見ながら沢山触ってみるといいですよ。

まとめ

フォートナイト(Fortnite)は銃で相手を攻撃して生き残るサバイバルオンラインゲームといった印象が強かったですが、思った以上にクリエイティブな一面もあることがわかりました。

さらに新しく発表されたゲーム制作ツール「Unreal Editor For Fortnite」では自分だけのオリジナルな作品をより自由に作れるといった点もあり、世の中のメタバース(仮想空間)クリエイター業界の方々に激震が走ったとの事。

それぐらい凄いツール「UEFN」を是非この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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